メッセージ

 

大工さんが作る丈夫で長持ちする家

  

当社は、大正12年に現社長の祖父が独立、創業してからずっと今の場所で92年間、お抱え大工として歩んできました。前の道路は細い小路でしたが、昭和40年代に犀川大通りができて作業所は笠舞に移りました。

昔は家の隣が作業所でしたから、代表、副代表は木くずで遊び、材木や職人さんたちを身近に感じながら育ちました。ですから大工の技術や腕前にはこだわっています!

 

もちろん3代目になった今でも現場が大好きでできる限り現場に出ています(すべては現場にあると思っているからです!)現場は弟の副代表を始め社員全員がしっかりと守っています。ずっと大工職人であることにこだわり続けた先代(父)にたたき込まれたので、大工仕事は大好き、けど口べたで営業は大の苦手。これまで手がけてきた仕事を見ていただくのが一番なのかもしれません。

 

当社は仕入れ先、瓦屋さん左官屋さんなどの協力業者さんはずっと同じです。取引先を変えることはしません。なぜならな気心はもちろんですが、仕事のできの良さをわかった職人さんだけに現場に入ってもらっています。住宅には多くの人と業者と物がかかわります。信頼のおける人や会社だけとお付き合いし、最高のクオリティを提供します。

 

幾度かお付き合いさせていただいておりますお客様の中には「この大工さんに来てほしい」とご氏名される方もいっらっしゃいます。 職人の手が限られているので仕事の量を急激に増やすことができず、お待たせしてしまうこともあるかもしれませんが、自分たちが自信をもってできる範囲内で一つ一つ真心込めて作っています。家は【衣食住】人が暮らす空間です。工場で大量生産された工業製品とは違います。家づくりの主役は住まう人ですから気は抜けません。

 

造らせていただいた住まいを責任をもって見届ける、これが工務店の義務であり【継続は力なり】の言葉のどおり、お抱え大工として地域に根差した「かゆいところに手の届く工務店」として会社を大きくすることなく歩んでいます。 会社を大きくすることによって代々培われてきた大工職人の技術・嶋田工建としてのやり方・そして品質が失われることの無いように今までも、これからもよい住まいを造りたい一心で頑張ってまいります。 大工仕事に力をいれるあまり、工期が延びることが多いのが欠点ではありますが、工期に縛られて雑な仕事をするよりもいい仕事をすることが嶋田工建としての誇りです!